日曜日の朝6時。

メルボルン空港へ到着。
オーストラリア第2位の都市メルボルン。
やはり大きく美しい街。

スカイバス の2階に席を取り、空港から早朝の市内へ向かう。

シティ中心部のサザンクロス駅に着き、セブンイレブンで物価をチェックしてみると、なんとも高い。
ペットボトルの水が4AUD(320円)。
「オーストラリアは水よりワインの方が安い」と聞いたことがあったので、水だけが極端に高いのかと思ったけれど、ほかの商品もちゃんと高い。

かと思えばホテルやタクシーは安かったりするので、モノの価値の決め方が外国的。
(タクシーは初乗り400円くらい)

朝の光の中、走るトラムがとても綺麗。

駅で乗車したタクシーのドライバーはとてもフレンドリーで、ホテルへ向かう車中も日本の政治や文化について質問が絶えなかった。

ホテルの名前を告げると「とてもいいホテルだよ!君達はお金持ちなんだね!羨ましいなぁ…」と返ってきたので、これはハネムーンで、特別なんだよと伝えてタクシーを降りた。

到着したホテルは、最高の立地、歴史を感じるトラディショナルなロビー。
確かに間違いなくいいホテル。

かなり早めのチェックインの手続きをしていると、後ろから先ほど降りたタクシーのドライバーが、僕のiPhoneを掲げながら近づいてきた。

「携帯電話を忘れてたよ!気をつけてね!」

そう言ってiPheoneを僕に手渡すと、「素敵なハネムーンを過ごしてね!」と言い残し、颯爽と去っていった。

 

僕らは一瞬でオーストラリアが好きになり、この旅行への期待がより一層高まった。

さらに、この一部始終を見ていたホテルのスタッフが気を利かせてくれて、部屋をアップグレードしてくれ、シャンパンまでサービスしてくれた。

この日は初日ということもあり、割とのんびりと過ごしながらメルボルンの街を散策した。

チャイナタウンを通過し、マクドナルドの海外版ハッピーセットをチェックしつつ昼食をとる。

そのままダラダラと散策を続け、ビクトリア州立図書館へ。

この図書館、上階まで吹き抜けになっていて、最上階からメインフロアを見下ろすととても美しい。

らしいのだが、歩き疲れて端の席で寝ている間に閉館となってしまい、目と鼻の先で上階への通路が閉ざされてしまった。

図書館を出て、トラムの乗車に挑戦しようとあたりをうろつくも、Mykey(メルボルンのICカード)の仕組みがいまいち理解できず、また、スタバやモールを見つけると即入店する勝手気ままなあっちゃんを制御できず、トラム乗車は断念する。

徒歩でホテルを目指している途中、世界遺産の『王立展示館』と『カールトン庭園』に立ち寄る。

夜のカールトン庭園を散歩していると、暗がりで何かが動いているのを見つけた。

初めはリスかと思ったがリスにしてはでかい。

今回の珍獣ツアーで初めてのオージー珍獣『ポッサム』との出会いである。

あたりを見渡すとこのポッサム、公園内にうじゃうじゃいる。

人にも慣れているようで、後ろ足で立ち上がりこちらの様子を伺っているのが可愛らしい。

ひとしきりポッサムと遊んだ後は、一度ホテルへ戻り、予約していた高級レストラン『No35』へ向かう。

普段はお酒を飲まないあっちゃんもシャンパンで乾杯。

スターターのパンと、前菜の生牡蠣。

中央にあるフルーツビネガーのシャーベットと、牡蠣との取り合わせが抜群にうまい。

メインとなった和牛のステーキと、鴨の熟成肉のステーキ。

付け合わせとソースが絶品で、どちらのメニューも異次元の美味さ。

旅行初日から大満足の内容。

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  1. ふゆ
    5月 06, 2018

    あっちゃん、美味しい連発したんやろなー

    返信
    • あつこ
      5月 06, 2018

      わはっ!笑
      もちろん、一口一口毎に言ったよ!

      返信